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保育園の種類について知ろう!

2020年2月4日(火)ブログ

保育園では保育士が幼い子どもたちを預かり、保護者に代わって保育を行っています。
この「保育園」と呼ばれている施設にはいくつかの種類がありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
まず「保育園」という呼び方は実は通称で、法律上では「保育所」が正式な呼び方となっています。

保育所は大きく分けると「認可保育所」と「認可外保育施設」に分けられます。
施設の広さや職員の数など、国が定める基準を満たした上で、都道府県知事に認められれば「認可保育所」となります。
認可保育所の中でも、運営が市町村の場合は「公立保育所」、社会福祉法人や企業などが運営する場合は「私立保育所」となります。
また設置は国や地方自治体であるものの、運営は民間が代行する「公設民営保育所」もあります。
公立保育所で働く保育士は公務員ですが、私立保育所と公設民営保育所の保育士は公務員ではありません。

次に無認可保育所とも呼ばれる「認可外保育施設」は、施設の広さなど、国が定めた基準を満たしていない、または満たしていても何らかの事情で申請していない保育施設のことです。
「認可外」や「無認可」という名前が付いているために、条件の悪い保育所というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、設置基準に満たないから環境が悪いかといえばそうではなく、大都市のため施設面積の狭さや屋外施設はなくても、よりアットホームな環境で保育を行っていたり、通園に便利な駅から近い場所のあったりと、認可保育所に比べ保護者のニーズに合った保育施設であるケースも多いようです。
実際、夜間や休日にも子どもを預けることができる認可外保育施設もあるなど、認可保育所よりも柔軟な保育をしている施設も少なくありません。

さらに上記の認可保育所と認可外保育施設の他に、東京に限っては「認証保育所」というものも存在します。
認証保育所は認可保育所となる条件には当てはまらないものの、東京都が保育所として認めている保育施設のことです。
また平成18年からは、保育所と幼稚園の両方の機能を併せ持った「認定こども園」も作られるようになりました。
これも保育所の一つと言えるのではないでしょうか。
このようにいくつかの種類のある保育所ですが、どの保育所でも、子どもを保育するためには保育士資格が必要です。
保育士資格は独学で国家試験に合格する他、保育士の養成校を卒業することでも取得できます。
兵庫県尼崎市にある関西保育福祉専門学校も保育士の養成校の一つで、卒業時には保育士資格と共に、幼稚園教諭二種免許も得られます。

2年制の専門学校でこの2つを同時に取得できるのは、兵庫県内では本校のみです。

本校では姉妹・提携幼稚園にて行う数多くの実習を通し、保育の現場で確実に活かせるスキルを身に付けられます。
またピアノは個人レッスン形式で行いますので、ピアノ初心者でも安心ですよ。
子どもたちと接する仕事がしたい。
そんな方は関西保育福祉専門学校で学んでみませんか?