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子どもとのスキンシップが必要な理由

2020年3月11日(水)ブログ

親御さんの多くが日常的に子どもとスキンシップを取っていると思います。

このスキンシップは愛情を伝えるためでもありますが、実はそれ以外にも様々な効果があると言われています。
子どもの健全な成長に欠かせないと言っても過言ではないスキンシップ、そこにはどんな理由があるのでしょうか。

 

まず皆様は「オキシトシン」というホルモンをご存知でしょうか。
オキシトシンは出産や母乳に関係するホルモンですが、「幸せホルモン」「愛情ホルモン」「癒しホルモン」「絆ホルモン」などとも呼ばれており、スキンシップによっても分泌されます。
オキシトシンが分泌されると幸せな気持ちになり、不安な気持ちやストレスが緩和して安心感も得られます。
また社交的になり人と関わりたい・親密になりたいという気持ちも増します。

つまり子どもとスキンシップを取ることで、子どもは愛情を感じるとともに、分泌されたオキシトシンによって安心感も得られ、不安やストレスも解消されるということですね。
スキンシップによって精神的な安定が得られれば、好奇心や集中力、記憶力なども高まります。
さらにスキンシップはオキシトシン以外にも様々なホルモンの分泌を促してくれますし、肌への刺激は脳を活性化させてくれるでしょう。
このようにスキンシップは様々な良い効果を持っているのです。

ただスキンシップに良い効果があるとは言っても、とにかくスキンシップを取れば良いというわけではありません。
オキシトシンを分泌させるためには遊びの中で楽しく触れ合ったり、子どもから抱き着いてきた時に抱き返してあげるなど、無理せず優しく触れ合うことが大切です。
また忙しくてなかなか時間がとれないという場合には、たとえ5分であっても構いません。

短い時間でもしっかりとスキンシップを取れれば、それで十分な効果を得られます。
子どもの頃のスキンシップはその後の人生にも大きな影響を与えると言われていますし、できる限りスキンシップを取るようにしたいですね。

 

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