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子どもへの言葉かけのコツは?

2020年3月12日(木)ブログ

何気なく言われた一言で元気になったり、傷ついたりすることはよくありますよね。
中でも、幼い頃に言われた一言を大人になった今でも鮮明に覚えているという方は少なくないのではないでしょうか。

良い意味でも悪い意味でも、子どもの頃に受けた大きな衝撃はいつまでも忘れないものです。
そう考えると、子どもへ言葉をかける際には、大人同士でのやりとり以上に気遣いが必要です。

子どもへの言葉かけのコツはあるのでしょうか?

 

人が成長するうえで大事なことの一つが「自己肯定感」です。
自己肯定感が低いと「自分はだめな人間だ」「生きる価値がない」と考えてしまいます。
自分という存在を認められなければ、人間関係も上手く築くことができませんし、何かに挑戦しようという意欲もわかず、挫折した時にも自分を信じられず立ち直れなくなるでしょう。

しかし自己肯定感が高ければ、自分を信じて物事に挑戦し、上手くいかないことがあったとしてもそれを乗り越えようと頑張ることができます。自分の存在を自分で認められれば、周囲との人間関係も上手く築けます。
このような自己肯定感には、子どもの頃の経験が大きく影響すると言われています。
そのため、子どもへ言葉をかける際には自己肯定感を高められるよう、上手く褒めることが重要になってきます。
コツとしては、子どもと目線を合わせ、目を見ながら笑顔で褒めることですね。

また褒めるべき時にはその場ですぐに具体的に褒めると、何を褒めたのかが子どもにも伝わりやすくなります。
ただ結果だけを褒めてしまうと、子どもは「良い結果を出さなければだめ=悪い結果では意味がない」と思ってしまいます。
そこに至るまでの頑張った過程を褒めれば、「結果だけが全てではない」ということが分かりますし、例え結果が悪かったとしても「また頑張ろう」と思えるようになるでしょう。

反対に誰かと比べたり、存在を否定したり、脅したりするような言葉をかけるのは避けなければなりません。
何気ない一言が子どもの人生を大きく左右することになるといっても過言ではありませんし、十分に気を付けながら、子どもの成長を上手くサポートしていきたいものですね。

 

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