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子どもの好き嫌いはいつからはじまるの?

2020年4月6日(月)ブログ

苦みの強いピーマンなど、子どもが嫌いな食べ物は色々ありますよね。
子どもの好き嫌いが多く、なかなかごはんを食べてくれない、なんて悩みを持つ親御さんも少なくないと思います。
しかしこの好き嫌い、一体いつ頃から始まるのでしょうか。
またなぜ好き嫌いをするようになるのでしょうか。
今回は子どもの好き嫌いについて考えてみたいと思います。

 

子どもの好き嫌いは2~4歳頃から始まると言われています。
赤ちゃんが離乳食を食べるのを嫌がるということもありますが、これは慣れないものを嫌がったり、食べたい気分じゃないと意思表示をしているだけで、好き嫌いをしているのではないのです。

では2~4歳でなぜ好き嫌いをし始めるのかというと、まずはイヤイヤ期がその理由の一つです。
自我が芽生えることで「自分でやりたい」「自分で判断したい」と考え、いうことを聞かなくなってしまうイヤイヤ期の子どもは、食べ物に対しても自分で判断をしたくなります。
「苦いから嫌」「お菓子は甘いから好き」などの主観的な判断による好き嫌いもあれば、「~ちゃんが嫌いって言ってたから僕も嫌い、食べない」などの周りに影響を受けた好き嫌いもあります。

また例えば何かを食べた直後にたまたまお腹が痛くなったりすれば、その食べ物が原因でお腹が痛くなったと判断してそれが嫌いになるということもあります。
そして2~4歳児は、0~2歳児に比べると体が成長するスピードがややゆるやかになることも、理由の一つと考えられます。

成長がゆるやかになれば食事の量も以前に比べると少なくて済むようになり、食欲も落ち着きます。
そうなるとどうしてもおいしいと思える好きなものだけを食べたいと思うようになり、その結果好き嫌いをするようになってしまうのです。

この時期の好き嫌いは避けては通れないものですが、まずは離乳食の頃から工夫して色々なものを食べさせて慣れさせておくとよいでしょう。
そうすれば5歳頃にはまた好き嫌いせずに食べてくれるようになる可能性があります。
大人としては好き嫌いせずにしっかり食べてほしいという気持ちもありますが、あまりきつく叱ってしまうと、食事そのものを嫌いになってしまうかもしれません。
栄養を取ることももちろん重要ですが、食べることを楽しめるようにしてあげたいものですね。

 

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