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応急手当を学ぼう!

2020年4月22日(水)ブログ

家の外では例えば交通事故などの心配がありますが、かといって家の中なら絶対に安全というわけではありません。
特に子どもにとっては家の中でも様々な危険があり、命にかかわる事故が起こる可能性もあります。

万が一事故が起こった際にすぐに適切な処置ができるよう、応急手当の方法を学んでおきたいですね。

まず子どもが異物を飲み込んでしまった時には、すぐに吐かせましょう。

1歳未満の小さな子どもの場合は左腕で支えながらうつぶせにし、頭を下に向けて背中をたたきます。
1歳以上であれば子どもの背後から両腕をまわし、へその上あたりに当てたこぶしを上部へ素早く押し付けてください。

意識がない場合には気道を確保し、心臓マッサージと人工呼吸を行います。
おぼれた場合も同様です。

また誤飲の際は、医薬品の場合水や牛乳を飲ませてから吐かせますが、煙草であれば何も飲ませず吐かせてください。
防虫剤などは牛乳によって吸収が早まってしまいますので、飲ませてはいけません。
ガソリンや灯油、除光液などは何も飲ませず、強酸や強アルカリの洗剤などは牛乳や卵白を飲ませ、いずれも吐かせずに救急病院に連れていきましょう。

次にやけどをした場合にはすぐ流水で冷やします。
服の上から熱湯がかかったなどといった場合でも、服を着たままで良いのですぐ冷やしましょう。

頭を打って意識がない、けいれんしているなどといった場合には、動かさずすぐ救急車を呼びます。
吐いているのであれば顔を横に向けて寝かせましょう。
打ってすぐは異常がなさそうでも、後から症状が出る場合もありますので、1~2日程度は様子を見た方が良いですね。

腕や足の打撲は冷たいタオルなどで冷やし、お腹を強く打った場合は服を緩めて病院に連れていきます。
応急手当の方法は、消防署の一般向けの講習や、インターネットなどでも学ぶことができます。
万が一に備えてしっかりと覚えておきたいですね。

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