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慣らし保育って必要?

2020年5月5日(火)ブログ

子どもを保育園に預けることが決まった場合、初日からいきなり朝から夕方まで預けるということはなく、まずは1~2時間ほどの短時間保育からスタートします。

これを慣らし保育といい、子どもの様子を見ながら、少しずつ保育園にいる時間を増やしていきます。
親御さんの中には、この慣らし保育は本当に必要なものなのかとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
実際、慣らし保育は必要なのでしょうか。

 

子どもが保育園に通うということは、これまで常に一緒にいた親御さんと離れるということでもあります。
大好きな親御さんと離れ、知らないところで知らない人たちと過ごす。
これは子どもにとって、とてつもないストレスです。

そこでまずは1~2時間ほど保育園で過ごし、保育園や保育士、他の子どもたちに慣れてもらう必要があるのです。
慣らし保育は1~2時間から始まり、午前中まで、給食まで、お昼寝まで、おやつまで、と徐々に時間をのばしていきます。
子どもが環境の変化に順応できるようにするために行う慣らし保育ですが、保育士や親御さんのために行うものでもあります。

保育士は慣らし保育の間に子どもの個性を知り、その子に合わせた接し方を探ります。
また子どもと離れることは親御さんにとっても思っている以上の寂しさがあります。
親御さんも子どものいない環境に少しずつ慣れていく必要があるのです。

子どもは保育園に慣れていないうちは行くのを嫌がったり、保育園にいる間ずっと泣いていたり、熱を出したりということも珍しくはありません。
慣らし保育は1~2週間が一般的ですが、予定通りにいかないこともあるでしょう。

しかし子どもは必死にストレスと戦っているわけですから、あまり焦らないようにしたいですね。
家ではたっぷりとスキンシップをとって、「保育園にはお母さんはいないけど、帰ってくれば一緒にいられる」と安心させてあげましょう。
慣れるまでに時間がかかる子もいますが、親御さんも不安なく保育園に預けられるよう、それぞれに合わせて少しずつ慣れていくことが大事ですよ。

 

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