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自立支援をサポートする介護職

2020年5月8日(金)ブログ

介護職というと、「介護を必要とする人の身の回りのお世話をする」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
確かにそれは間違っていませんが、介護職には自立支援をサポートするという役割もあります。
自立支援のサポートとは、具体的にどのようなことなのでしょうか。

 

まず介護保険制度は、心身ともに健康で自立して生活することを目指す制度です。
介護が必要な場合でも、できることを増やして要介護度を下げ、自立した生活に戻れるようリハビリを行います。
つまり介護職は食事や入浴、排泄などの身体的な介護を行うだけでなく、自立した生活を送れるようにするためのリハビリもサポートするわけですね。

例えばデイサービスによっては、利用者の方が自分でできることは自分で行うことを重視し、職員はあくまでサポートという立場が徹底されています。
体操なども運動機能の改善や維持を目的に行われます。

職員が全ての身の回りのお世話を行い、手厚く介護するということももちろん可能です。
しかし何もかもを職員が行ってしまっていては、それまではできていたことも、すぐにできなくなってしまうでしょう。

ただじっとしていては、あっという間に衰えてしまうのです。
できないことは手助けしつつ、できることは本人に任せ、さらにできることを増やしていく。
それが自立支援をサポートする介護職の仕事と言えますね。

 

介護の資格の中でも、現在国家資格とされているのは介護福祉士のみとなっています。
兵庫県にある関西保育福祉専門学校は、介護福祉士を目指して学べる養成校の一つです。

本校では現場実習を重視しており、介護老人福祉施設や介護老人保健施設、グループホームなど、様々な介護の現場で実習を行います。
校内の授業で学んだ基礎を現場実習で実践し、実習後には改善点を振り返り次回に活かすというサイクルを繰り返すことで、実践力や応用力を身に付けることができるのです。
介護福祉士の資格の他にも、介護に関する様々な資格を取得できますし、卒業後は就職はもちろん、社会福祉士を目指して大学に編入することも可能です。

関西保育福祉専門学校で介護のプロを目指してみませんか?