CAMPUS BLOG

認定こども園で働くには?

2020年2月18日(火)ブログ

 

幼い頃、保育園や幼稚園に通っていた方は多いと思いますが、近頃は「認定こども園」という施設もよく目にしますよね。
保育園とも幼稚園とも異なる「認定こども園」ですが、認定こども園で働こうと思うと、一体どんな資格が必要になるのでしょうか。

 

まず保育園は厚生労働省が管轄しており、働く保護者から預けられた0~5歳の子どもの保育をしています。
幼稚園は文部科学省管轄の教育施設で、3~5歳児が対象です。
そして認定こども園は内閣府管轄で、保護者の就労とは関係なく0~5歳の子どもを預けられる施設です。

保育のための保育園と、教育のための幼稚園、そしてこれら両方の機能を持つ施設が認定こども園というわけですね。

保育園で働くには保育士資格、幼稚園で働くには幼稚園教諭免許が必要ですので、認定こども園で働く場合は基本的には保育士資格と幼稚園教諭免許が必要になります。
ただし認定こども園には幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型の4タイプがあり、幼稚園型、保育所型、地方裁量型の認定こども園の場合は、必ずしも2つの資格が必要というわけではありません。
これら3タイプの認定こども園の場合、0~2歳の担当は保育士資格が必要で、満3歳以上は両方の資格を持っている方が望ましい、という形になっています。
対して幼保連携型の認定こども園で働く場合は両方の資格が必要ですが、平成31年度末までは経過措置期間が設けられています。
そのため例えば勤務している幼稚園や保育園が認定こども園になる場合でも、平成31年度末までに両方の資格を取得すれば働き続けることができます。

これから資格を取得するという場合は、保育士資格と幼稚園教諭免許両方の資格を取っておけば、働き先の選択肢を広げることができるでしょう。

 

 

関西保育福祉専門学校は1953年から始まった保育と福祉の学校です。
男女共学の保育課は昼間2年制で、兵庫県内の2年制専門学校で唯一、保育士資格と幼稚園教諭二種免許の両方の資格取得が可能となっています。
姉妹・提携幼稚園での現場実習も豊富に行っていますし、グループワークも重視しています。
ピアノも個人レッスン形式で授業を行いますので、ピアノの経験がない方でも安心ですよ。

子どもと関わる仕事がしたい。そんな方は認定こども園で働くことも視野に入れて、関西保育福祉専門学校で学んでみませんか?