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介護業界の人手不足が深刻化!

2020年3月23日(月)ブログ

人手不足と言われている業界は少なくありませんが、その中でも介護業界は特に深刻な人手不足となっています。
一体なぜ介護業界ではこれほどまでに人手が足りていないのでしょうか。

 

介護業界の人手不足の大きな理由は、やはり高齢化が進んだことですね。
単純に介護を必要とする高齢者の数が増えたということもそうですし、人口における高齢者の割合が高い、つまり高齢者の数に対して若い世代が少ないということも関係しています。
若い世代が少なければ全体的な労働人口も少なくなり、介護業界にも十分な人手が回らなくなります。
また以前は「介護は家族、とりわけ嫁が行うもの」という考えが一般的でした。

しかし現在では親とは住まいを別にしている家庭も珍しくはありませんし、結婚後も多くの女性が仕事を続けており、介護を家族で行うのは困難になっています。
このような状況から介護は家族で行うのではなく、介護サービスを利用するものという意識が浸透してきたことで介護業界の重要が高まったことも、人手不足に繋がっています。
さらに介護業界は給与の低さや職場での人間関係などによる離職率も高く、このような待遇の悪さも人手不足に大きく関係していますね。
ただ「人手不足である」ということは、「売り手市場である」ということでもあります。
国が介護職員に対して様々な支援策を設けたり、介護施設も労働環境の改善を図るなど、人手不足を解消するための取り組みも見られ、この先「長く働き続けられる介護業界」の実現も期待できるかもしれません。
介護業界はこの先も高い需要が見込まれますし、介護の資格を取得しておいて損はないでしょう。

 

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