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高齢者・要介護者への接し方

2020年3月19日(木)ブログ

介護施設などで働く人々は、日々多くの高齢者や要介護者と接しています。
彼らは高齢者や要介護者とのコミュニケーションにおいて、一体どんなことに気を付けているのでしょうか。

 

介護を必要とする方は、身体能力の衰えなどからゆっくりとした動きや反応となっていることが少なくありません。
そのため決して急がせず、相手のペースに合わせることが重要ですね。
会話もゆっくり話すようにする必要があります。

聴力が衰えると高音を聞き取り辛くなりますので、なるべく低めの声ではっきり話すことも大事です。
ボディランゲージも交えるとより分かりやすくなりますね。
反対に相手が話している時には、相槌を打つなどしてしっかりと耳を傾け、例え言葉を間違えるなどしても、あからさまに否定しないようにします。
介護を必要としているとはいっても、多くの人生経験を積んだ年長者ですので、敬意を持って接することも大事です。

ただ中には気さくに接して欲しいという方もいれば、ある程度の距離感が欲しいという方もいますし、それぞれに合わせた対応も必要になります。
また生活の全てで介護が必要でない場合には、例えゆっくりでも本人ができることは本人に任せるようにすることが自立に繋がります。
介護には専門的な知識も必要ですが、コミュニケーションにおけるこうした心構えも忘れないようにしたいですね。

 

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