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保育士の有効求人倍率について

2020年2月10日(月)ブログ

ニュースなどで「有効求人倍率」という言葉を耳にした事がある方は多いと思います。
有効求人倍率が高ければ、求職者よりも求人数の方が多いということであり、売り手市場となります。
反対に有効求人倍率が低ければ求人数が少なく、希望しても職を得られない人が出てくるということですね。

では保育士の有効求人倍率はどうなっているのでしょうか。
保育士の有効求人倍率は、2018年11月のデータを見ると3.20倍となっています。
職を探す保育士1人に対し、3件以上の求人があるということですね。
2013年の11月は1.40倍でしたので、保育士の需要は年々高まっていることが分かります。

また都道府県別の有効求人倍率を見てみると、東京都では6.44倍にもなっています。
東京は特に待機児童が深刻な問題となっていますし、保育士の求人が多いのも当然と言えるでしょう。

では地方では保育士が余っているのかというと決してそんなことはなく、有効求人倍率が1.0倍以下になっている都道府県はありませんし、中には4.0倍を超える地域もあります。
昔に比べて核家族化が進んだことや、正社員としてフルタイムで働く女性が増えたことなど、子育て環境の変化が保育士の有効求人倍率に反映されているのです。

待機児童をなくすために保育所の新設などの対策も行われていますし、この先例え少子化が進んだとしても、保育士の有効求人倍率が低くなるということは考えづらいですね。
保育士の有効求人倍率は今もこれからも高い状態であるとはいっても、保育士として働くためには国家資格である保育士資格が必要です。

保育士資格は国家試験に合格することで得られますので、独学での取得も可能です。
しかし養成校で学べば、国家試験を受けずとも卒業時に資格を得ることができます。
養成校には専門学校や短大、大学などがありますが、ぜひおすすめしたいのが関西保育福祉専門学校です。
本校は兵庫県内の2年制専門学校では唯一、保育士資格と幼稚園教諭二種免許を同時に取得できる養成校です。
この2つの資格を持っていれば、保育所でも幼稚園でも、さらには認定こども園でも働くことができるようになります。
関西保育福祉専門学校は姉妹・提携幼稚園などで数多くの実習を行っており、現場で確実に活かすことのできる実践的なスキルを身に付けられます。
ピアノは個人レッスン形式で学べますので、それぞれのレベルに合わせて無理なく上達することができます。
オープンキャンパスも定期的に開催していますので、ぜひお気軽にご参加ください。