CAMPUS BLOG

高齢者介護が深刻!!

2020年4月2日(木)ブログ

現在の日本では、高齢者介護が深刻な問題となっています。
具体的にどのようなことが問題となっているのでしょうか。
今回は深刻な高齢者介護問題についてお話したいと思います。

 

高齢者介護で特に深刻な問題となっているのが、老老介護と認認介護です。
老老介護とは、介護する側とされる側の両方が65歳以上の高齢者というケースです。
認認介護は老老介護であることに加え、介護する側・される側の両方が認知症となってしまっているケースですね。
老老介護も認認介護も、配偶者の介護や、子どもが親を介護する中で発生しやすい問題です。
介護は若く健康なプロであっても身体に大きな負担がかかります。
高齢となって身体能力が衰えた状態で介護を行うとなると、その負担はかなりのものになるでしょう。

肉体的な負担は精神的な負担にも繋がります。
老老介護では介護する側に計り知れない心身の負担がかかってしまうのです。
また認認介護になると適切な介護ができなくなってしまいますし、介護する側・される側共に基本的な生活もままならなくなります。
老老介護や認認介護が起こる原因としては、核家族化で子どもに頼れなかったり、金銭的な理由で介護サービスを利用できないなどが考えられます。

また介護業界は需要に対して供給が追い付かない状態が続いており、この介護業界の人手不足も老老介護や認認介護に大きく関係していると言えますね。
介護を必要とする人はこれからさらに増えていくことが予想されますが、老老介護や認認介護問題を解決するためには、介護業界の人手不足解消が必要不可欠となるではないでしょうか。

 

関西保育福祉専門学校は、保育や介護の資格取得を目指して学ぶことのできる2年制の専門学校です。
介護福祉科では校内での授業で基礎を学ぶことに加え、様々な介護の現場で数多くの実習を積み重ねることで、応用力や実践力も鍛えられます。
介護福祉士をはじめ、介護の現場で活かせる資格を多数取得できますし、他にも様々な資格取得を支援しています。
卒業後は介護の現場で活躍することはもちろん、大学に編入するという道もありますよ。

まずは一度オープンキャンパスに参加してみませんか?
一緒に楽しい時間を過ごしましょう。